CSR
CSR活動
活動の目的
河津造園株式会社は、自然と環境の調和をモットーに、個人庭園の設計施工から、公共工事、道路美化、環境管理・保全等、幅広く社会の緑化事業に参画することを目的として、昭和49年に創業しております。
創業当時より、樹木の伐採・剪定等により発生する副産物が、廃棄物として取り扱われていることを、勿体無く感じていた事から、バイオマス資源として活用する方法を、模索しておりました。そこで、平成13年より、地球環境保全を目的として、木くずを破砕処理し、堆肥材料・緑化基盤材・マルチング材料等としてリサイクルする事業をスタートしております。
また、自らも環境にやさしい事業活動を心掛けながら、様々な改善を図るとともに、環境負荷低減活動にも積極的に参加しているところです。
活動の独自性
自社省エネ関連事項
工場敷地内に植栽緑化面積を多くすることで、夏場の工場敷地内の温度上昇をできるだけ防いでおります。敷地内に雨水地下タンク(40,000㍑)を設け、夏場の樹木散水に活用し、温度低下にも役立っています。
今後もエコアクション21と並行して、定期的な植栽等による緑化比率向上を含め、CO2削減に寄与していきたいと思います。
冬場の暖房については、100%薪ストーブで賄っており、化石燃料の削減に努めています。太陽光発電システム設置後においては、事務所内の電気は、ほぼソーラーにて賄っており、これも化石燃料の削減に寄与しております。
地域一体となった環境活動
平成17年3月より、県と協定書を結び、工場前の県道、堂園小森線の延長約400mの清掃・除草(ロードボランティア)を始めました。併せて、延長150mの植栽(ユキヤナギ150本・ヒペリカムヒデコート150本)を行ないました。
積極的な研究
木くずの有効利用方法として、木くず堆肥の試験を実施。
木くずの有効利用方法として、平成13年7月より、熊本県農業研究センター畜産研究所の、富森部長様 (当時)の指導の下、木くずチップ(生木)の利用方法を模索してまいりました。結果、「材料としては発酵温度が高い為、畜糞等に副資材として混入すれば、最高の堆肥になる」という事が分かり、畜産農家への供給を開始しました。当社の木くずを利用した堆肥が、県の堆肥コンクールで入賞しております。K,Ca,Mg,P等の地球のエネルギー資源を含んだ木くずを、チップ状態にして地球に返してやる訳ですから、地力回復に繋がっていると、自負しております。